矛盾社会序説・共感しきり

 

疾風怒濤精神分析入門・今まで読んだラカン本の中で一番わかりやすい。環はやっぱりサブカルインテリ臭が鼻につくと改めて思った。そういえば精神分析の現場がどんな風かこの本を読むまで知らなかった。

 

現代思想入門・巻末の読み方指南が面白かった。この本で疾風怒濤を紹介していてそれが一番よかったところ。頑張ってるけど環ほどではないけど、ちょっと臭が鼻につく。

主義

なにを、良い・正しいとしてあるか。

どれだけ思い込めるかで強さが変わる。

一人一人の思い込みの強さ×人数でその時代の主義が決まるのか。

今はやっぱりお金。

資本主義、金が良い。思い込みはとても強く、人数も多い。システムがポジティブフィードバックする。

民主主義、民衆が大事。理想的でそうあらねばならない。ポジティブフィードバックが起こらないからエネルギーを意図的に注がないといけない。

宗教、思い込めるなら強い。自分一人でも思い込めるなら成立する。

副業系の本を読む

副業系の本を何冊か読んだ。

1 妻を社長にする

2 朝晩30分で小さく起業する

3 プログラミング、せどり、ウーバーなど副業できる仕事を網羅

4 士業の資格を取り独立する

5 副業するのは本業を圧倒的に仕上げるのが前提。意識高い

いろいろあるが、自己啓発にも通じるうさん臭さがあるのが多い。

人のために、みたいなことを書く人、「きれいごとだから嫌」なんじゃなくて、その思考に至る論理がぼやかされてる、飛躍が見えるから嫌なんだよ。ごまかされてるような、ナルシシズムに付き合わされているような。何かを見ないようにしているような。

何パーセントかのうまくいった人とだけ付き合って、あとは関係ないと切り捨てていった人って感じ。

 

地味な資格の本が一番誠実さを感じたが、それをやりたいか、できるかとは思わなかった。